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2025.03.26「人口楽園」「選び抜かれた書物と音楽、香り高き紅茶で満たす」「俗世間からの逸脱」「美と孤独への耽溺」「洗練された感覚の偏愛」「現実逃避的な夢想」「現実社会への冷ややかな距離感」オスカーワイルド/森茉莉/ユイスマンス/三島由紀夫/ルイーズグリック/江戸川乱歩/エドガーアランポー省略言葉や汚い言葉遣いをしていると、魂が穢れる
2025.03.26
「人口楽園」「選び抜かれた書物と音楽、香り高き紅茶で満たす」「俗世間からの逸脱」「美と孤独への耽溺」「洗練された感覚の偏愛」「現実逃避的な夢想」「現実社会への冷ややかな距離感」オスカーワイルド/森茉莉/ユイスマンス/三島由紀夫/ルイーズグリック/江戸川乱歩/エドガーアランポー
省略言葉や汚い言葉遣いをしていると、魂が穢れる
お気に入りの淡いガウンに袖を通し、クラシック音楽を静かに流す。
ヨハン・シュトラウス2世の「美しく青きドナウ」が朝の空気と溶け合う。
アンティークのカップに注いだアールグレイ。湯気とともにベルガモットの香りが立ちのぼる。
白いシャツに淡いグレーのスカート、パールの一粒ピアス。
香水は、バラとアンバーが調和するもの
「花が語る夢の中の会話」
手作りのスープとパン、オリーブ、果物。
食卓にも小さな花を飾る。食べる所作にも品を宿し、黙って咀嚼し、身体と対話する。

食後は短い散歩へ。近所の静かな公園で木漏れ日を浴びながら、詩の一節を心の中で繰り返す。
カーテンを少し閉めて、薄暗い午後の読書。
森茉莉や三島の文章の深部に入り込み、まるで自分もその世界の住人のように。
今日の「言葉の花束」として、美しい語彙を5つ書き留める。

ベッドサイドに香りのよい精油を一滴。
好きな本を数ページ読んでから、目を閉じる。

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